瑞穂区白砂町にある整体院

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10月

O脚

骨盤が歪むとO脚になるというのは有名ですが、外反母趾や扁平足、反張膝などもO脚の原因になることはご存知でしょうか?O脚は様々な原因が合わさって起こる症状なので、それら原因を全て治していかないとO脚は改善しません。
「O脚は正常な脚の人より3~4倍疲れる」といいます。ちょっと長く歩くだけでも膝や足首を痛めてしまうし、立ち仕事の人などはひどい疲労感に悩まされます。
多くの場合O脚は生活習慣が原因でなるものなので、その場合は正しく原因を理解すれば、治すことが可能です。

O脚の原因
①外反母趾・浮き指・扁平足などの足の歪み
外反母趾や浮き指のある足、あるいは扁平足(へんぺいそく)だと、歩くときに足指でちゃんと踏ん張ることができず、
足先が外側に向かって流れるねじれ歩行になります。するとすねの外側の筋肉が極端に発達し、腓骨頭が外側へ出っ張ってしまい、膝下O脚になってしまいます。
さらに、ねじれ歩行は股関節にまで歪んだ負荷を与え、大腿骨を外側へ出っ張らせてしまい、股関節O脚の原因になります。
このように外反母趾や浮き指、扁平足といった足裏周りの歪みはO脚だけでなく体のありとあらゆる歪みを引き起こす原因になります。

②反張膝(はんちょうひざ、はんちょうしつ)
反張膝とは180°以上に膝が反り過ぎてしまっている状態のことです。
膝のねじれが大きくなり、膝下O脚や股関節O脚の原因になります。
また膝を反らせたり、足指で踏ん張らず重心がかかとに偏っていると、反張膝になりやすいです。
この反張膝を「見た目が美しいからいいのではないか」と思われる方もいるのですが、実際は体の歪みの元凶となりますので治すべきです。

③骨盤の歪み
骨盤が歪むとそれにつれて大腿骨もねじれてしまいO脚になってしまいます。
骨盤周りはそのときの姿勢に応じて形が変わるようになっています。例えば腰を反らせたときには骨盤の上の部分が開き、お尻を突き出すようにしたときには骨盤の下にある坐骨間が広がり、脚を組んで座ったときには骨盤が傾いて座りやすい状態に調整します。しかし普段から歪んだ姿勢が習慣になっている方は、その姿勢の骨盤の形が癖になってしまい、その結果骨盤が歪み、骨盤周りや脚の筋肉が偏り、O脚になってしまうのです。