瑞穂区白砂町にある整体院

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12月

インフルエンザについて

みなさんこんにちは、寒くなりましたね
今年はインフルエンザの流行が早いようですね
ということで今回はインフルエンザについてすこしお話したいと思います

皆さんはインフルエンザにかかったことはありますか? かかったことがある方はご存じかと思いますが、つらいですよね、「風邪とインフルエンザはどう違うの?」と思われた方も見えると思いますので簡単にまとめてみたいと思います

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状が現れることは少ないです。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等の全身症状が現れます。さらに普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A(H1N1)亜型とA(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、B型、C型に大きく分類されます。このうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。

A型は症状が重くなる傾向があり、高齢者や乳幼児が感染すると死に至ることもあります。また感染力が強いため、大流行(パンデミック)を起こしやすく、大正7(1918)年から流行した「スペインインフルエンザ(原因ウイルス:A(H1N1)亜型)」による死亡者数は全世界で2000万人とも4000万人ともいわれ、日本でも約40万人の犠牲者が出たと言われています。その後、昭和32(1957)年には「アジアインフルエンザ(A/H2N2亜型)」が流行し、昭和43(1968)年には「香港インフルエンザ(A/H3N2亜型)」が、そして最近では平成21(2009)年に「インフルエンザ(H1N1)2009」が世界的な大流行を起こしています。
B型は、A型よりも症状が比較的軽く、限られた地域で流行する場合が多いとされています。
C型は鼻かぜ程度の軽い症状ですむことが多いとされています

 

では、インフルエンザにかからないためにはどうすれば?

1) 流行前のワクチン接種
ワクチンを接種するとインフルエンザの発症を抑えることができ、たとえインフルエンザにかかっても症状を軽減する効果もあるので、ぜひワクチンを接種してください
2) 外出後の手洗い
手に付着したインフルエンザウイルスを手洗いを行うことで減少させます。またアルコール消毒を行うことも効果が高いとされているのでアルコール消毒もおすすめです
3) 適度な湿度の保持
湿度が低いと気道粘膜にある免疫機能が低下し感染しやすくなります。加湿器などを使って湿度を50%~60%に保つと効果が高いとされています
4) 人混みや繁華街への外出を控える
人と接する機会が増えれば、ウイルスに感染することが増えます。できれば人の多い所への外出は避けたほうがいいのですが、普段は通勤や通学などがありますのでそうは言ってられません。ですから自己防衛ということで不織布(ふしょくふ)製マスクを着用する事がおすすめです。※不織布製マスクとは、繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクと言います
5) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
栄養が不十分だったり睡眠不足だったりすると免疫が低下します。免疫が低下すると感染しやすくなるので十分な睡眠バランスのとれた食生活を心掛けてください

インフルエンザは12月~3月に流行します。インフルエンザにかからないように心がけて、皆様良い新年をお迎えられることを心より願っております

今年1年 ありがとうございました
2015年もよろしくお願いします