瑞穂区白砂町にある整体院

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02月

「凝り(コリ)」って?

何故肩や腰が「凝る」のでしょうか?そもそも「凝り」って何?
実は確固たる原因は解明されていません。
いくつか説がありますが、その中でも最も有力な説を書いていきます。

「凝り」は長時間同じ姿勢でいたりストレスを感じたりすることで筋肉が緊張し続けて起こるものです。
筋肉には縮む命令をする筋小胞体という装置があります。そこにカルシウムイオンが入る事で縮み、出ることで緩みます。ですが持続的な筋肉の緊張によりその装置が壊れることでカルシウムイオンが筋小胞体に入りつづけます。すると筋肉は縮む一方でドンドン硬くなり「凝り」が生じます

さらに「凝り」というものは悪循環を引き起こします。
「凝り」が大きくなると筋肉のエネルギーになる栄養や酸素を送っている毛細血管を押さえつけてしまいます、それが押さえつけられて塞がれてしまうと筋肉に必要な栄養や酸素が不足します。
酸素は筋肉のエネルギーを作るのに必要なものですが毛細血管が塞がれてしまうために酸素が足りなくなり、他の方法でエネルギーを作り出そうとします。それが「解糖」です。
解糖が行われると「乳酸」という物質が出ます。乳酸は痛みをだす疲労物質で脳にブラジキニンという物質を出すように信号を送ります。
さらにブラジキニンは乳酸を出すように脳に信号を送ります。
このように乳酸はブラジキニンを介してより多くの乳酸を分泌します。
また、乳酸により痛みが強くなると交感神経が優位になって血管が細くなり、より血行が悪くなって全体的な代謝も落ちます。
血行も代謝も悪くなると全身に疲労が溜まっていく一方です。
こうして悪循環は続いていきます。

では凝りにはどう対処すれば良いのでしょうか?
ストレッチや体操などをして硬くなった筋肉を伸ばしたり、リラックスして副交感神経を優位にして血管を太くし、血行を良くしたりすることで凝りは和らいでいきます。